Loading...

EMOTO YUJI

PROFILE

江本 悠滋

1976年12月24日生まれ、愛知県名古屋市出身。国際山岳ガイド。3歳からスキーを始め、15歳でオリンピック選手を目指して単身渡仏。アルプス山脈にある人口5000人に満たない小さな村、トーン(THONES)を拠点に地元のスキークラブで日々練習に励むも、怪我のため戦線離脱。リハビリ中に登った山の世界に魅せられ、スキー競技者から転身、スキー指導員と山岳ガイドを志す。

山岳では世界最難関のフランス国立スキー登山学校(ENSA)に入学し、1999年にスキー指導員資格、2002年に山岳ガイド国家資格を取得。日本人としては唯一の両資格取得者として登山のメッカであるフランス、シャモニーにてガイド組合及びスキースクールに所属し現地ガイドとして働く。

帰国後、国内アウトドアメーカー勤務を経て、日本国内での山岳ガイド業務を開始。以後、国内をべースに国際山岳ガイドして世界中の山へ足を運ぶ傍ら、個人の活動としてジャンルにとらわれず様々なアウトドアアクティビティーに挑戦しつづけている。

2010年クライミングジム【ZU-THONES(ズットン)】を地元名古屋市内に出店。スタジオ名のズットンは競技スキー以外の世界を教えてくれた場所であるトーン村に由来。ジムがたくさんの人にとって新しい世界への入り口であり「ずーっと」そう言う場所で有り続けられるよう名付けられた。

2015年 現在、adidas outdoorのアドバイザーを務めるほか、山岳雑誌「PEAKS」(エイ出版社)の監修も務める。

License
  • フランス国家資格山岳ガイド
  • フランス国家資格スキー指導員
  • UIAGM国際山岳ガイド
License
  • フランス山岳ガイド協会
  • 国際山岳ガイド協会
Sponsor
  • ロストアロー
  • adidasサングラス
  • FIVE TEN
  • SWIX
  • HESTRA
  • SOTO
  • SUPERfeet
  • gopro
  • NANGA
  • イー・クリエイション株式会社

GUIDE

登山は人生と似ている。登れば登るほど、その魅力に触れることができる。

初めての登山はヨーロッパアルプス最高峰として有名なモンブランでした。当時現地に住んでいた自分に、「週末にモンブランに登るけど、一緒に行くか?」と、ひとりの友人からの誘いが僕の登山の始まりでした。そのときはただ単に、「一番高いことで有名な山に登ってみたい。いや、登ってみてもいいかな」。そんな軽い気持ちでした。

快晴無風のすばらしい登山日和となった夏の1日。そんな微笑ましい空とは裏腹に、歩いても歩いてもたどり着かない山頂までの長さに心は折れそうになり、高山病にも苦しめられ、友人はそんな僕を励まし続けてくれました。登頂は予定時間を大幅に過ぎ、それでもなんとか下山できたときの安堵感が心に残っています。天国に最も近い場所に登ったけれども、地獄にいるような感覚だった。それが僕の登山の始まりでした。

山を通じて学んだのは、人間はいかに小さく無力な生物であり、同時に無限の可能性を持った希望に満ちあふれているということです。
同じ山を登るにしても、季節や天候状況や山のコンディションによってその姿は変化します。そんな自然の変化を感じながら、常に自問自答を繰り返しながら、目的をしっかり持ちつづける。そして登り切って山頂に立った時、また反対側に新しい山と新しい自分が、姿を現すのです。

山には多くの危険も伴います。天候の急変や落石、雪崩などのような自然環境がもたらす危険。そしてもうひとつが自分自身が冒す危険です。この自らに冒す危険は、登山が決められたルールのない自由な場所であることが深く関係します。日程や持ち物、登るペース……。それらすべてを自分自信が決めたルールで遊ぶことができる。これが登山の危険であり、魅力だと感じます。自分の技術を磨き、経験を積むことでスキルは向上し続け、常に山はそんな僕達に胸を貸してくれるのです。

みなさんも「あんなことやってみたい」という心の声に素直に耳を傾け、ぜひ登山にチャレンジしてみましょう。そこには想像していた以上の体験と感動があるはずです。

岩肌を素手でつかみ、よりナチュラルな姿で自然と向き合う。それが垂直の世界。

一見不可能に思える壁も、壁を観察することで登れる可能性を見いだす。その可能性に挑戦するのがクライミングです。岩を素手で握り、よりナチュラルな姿で自然とダイレクトに向き合う。これがクライミングの魅力です。

多くの失敗をし、その失敗を参考にして修正を加える。そうして最終的な成功を目指すクライミングでは、常に落ちるという恐怖感が隣合わせでもあります。 しかし、自分の身体と心をコントロールし、正しい知識と技術によって落ちる危険性は減少し、より困難なラインに挑戦することができます。

そんな1本のラインは1000mを超えるような大きな絶壁にもあれば、5mの石ころにもあったり、時には水が凍った氷の場合もあります。

自分を魅了するラインと出会い、それを克服する。10人登れば10人のラインが生まれる。そんな自分だけの達成感を味わってみてはいかがでしょうか。

雪山という真っ白なキャンパスに自分を表現する、その醍醐味。

スキーはいつの日からかリフトやゴンドラで山に上がり、整備されたゲレンデを滑ることが当たり前のスポーツになってしまいました。それは決められた柵の中で、型にはまった滑りをするに等しいことです。

しかし、最近バックカントリースキーが注目されるようになったのは、整備されたゲレンデから離れ、山の中に出て行くことによって、スキーの本質的な魅力である自然の中で自由に滑るという喜びを多くの人が感じ始めたのだと思います。

気象条件によって山に積もる雪の質や量も異なります。積もった雪も常に変化しその変化は異なります。例えば南側の斜面であれば日射を浴びて雪面温度が上がるので雪が溶けやすくなるのに対し、日射を浴びない北斜面では積もった雪は変わらず長時間保たれます。こうした雪の変化を考えて登る斜面や滑る斜面を判断します。

自分で情報を得て、自分で判断し、自然の中で楽しむスキーをバックカントリースキーと呼びますが、楽しみ方は色々あります。スキー場の設備を利用して手軽に山に入るツアーから、登山のように山の麓から狙った斜面を目指すよりエキスパートなツアー……などなど。滑ることで行動スピードが上がるため、夏山以上に行動範囲を広げられるようになるのも魅力の1つです。

最も寒気が強い季節だけに降るドライパウイダーも大きな魅力です。日本はその雪の軽さと積雪量の豊富さで世界的に有名で、海外からも多くの方がそれを求め訪れています。場所を選ぶ事で日本国内だけでも11月〜6月の半年以上は山を滑って楽しむことができるのです。

自分が狙った斜面が予想通りのいいコンディションで、そこに自分の滑る技術を思いきり表現する。自分の技術や感性を思う存分表現する。雪山はそんな白いキャンパスを提供してくれます。

人生観を変えられるフィールドがそこにはある。

最高峰モンブランやマッターホルンなど日本の登山者にも有名な山をはじめ、4000m以上の山が82座あります。これらの山を麓の村から間近に見ることができるのがヨーロッパアルプスの人気の理由です。

真っ青な空の下に広がるお花畑を進むと真っ青な氷河が現れる。その氷河から天に突き上げるようにそびえる岩峰の数々は一目で登山意欲をかり立たてます。

ヨーロッパ登山の魅力は、こうした美しく恵まれた自然環境以外にも自然と共に生きる人々、そしてその地に根付いた登山と共存する文化が今も生きていることです。

登山電車やゴンドラを利用する人の大半は登山をしない観光客ですが、早朝に登山者専用の乗車時間を設けたり、山小屋は完全予約制で、必ず1人1台のベットが与えられ、朝食の時間も明け方2時や3時から登山者の目的地に合わせて用意してくれます。これらの配慮はすべてこの大自然の中で全力で楽しもうとする登山者の安全を配慮してくれるからです。

僕の好きな時間のひとつに山小屋でのひとときがあります。それは夕食前に夕日を浴び、翌日に向かう山を眺めながらのんびりする時間です。心地よい疲労感を感じつつ、1日の緊張感が抜けて少し心にゆとりが生まれ、リラックスした時間を世界中から集まった同じ情熱を持った人達と共有できる。それはなにより贅沢な時間です。

麓ではクライミングを楽しむ人、森の中でマウンテンバイクを楽しむ人、川を眺めればカヌーで遊ぶ人、空を見上げればパラグライダーで空を飛ぶ人、あらゆるところに自然を利用して楽しむ人達がいます。そしてそういう人達が非常に魅力的に見えるのです。

皆がそれぞれに”自然”に興味を持ち、自然環境を理解し、自分の身体を使って楽しみ挑戦する姿。
これが自然の中で遊ぶことなのだと、ヨーロッパアルプスは感じさせてくれます。

CONTACT

Mail

※山に入っている場合お返事が遅れる事があります

お名前
フリガナ
メールアドレス
メールアドレス(確認)
カテゴリー
お問い合わせ内容
【ガイドのお申し込みの方は下記を記載してください】
希望するガイド内容 / 人数 / 年齢 / 性別 / 電話番号 / 住所 / 保険加入の有無 /
技術レベル(経験回数など)
sns_facebook Instagram